和時計オンラインは、江戸の和時計をソフトウェアで再現するプロジェクトです。
江戸の人々は時計に縛られている私たちとは違い、日の出から動き始め日の入りで一日を終える自然のサイクルで働いていました。
御存知の通り、日本には四季があり春分秋分では昼夜の長さはほぼ同じですが、夏至では昼が長く、冬至では夜が長くなります。
一日を十二支で表し、夜中の0時が子の正刻(真ん中)、日の出を卯の正刻とし、お昼は午の正刻、日の入りを酉の正刻とする不定時法では昼の一刻と夜の一刻の長さが日々変わるのです。実際には二十四節気毎に変更するなどしていたようですが、時間の進み方が昼と夜で違うだけでなく、日々それが変化していくのです。
年代によって卯の正刻、酉の正刻の決め方が変わったりもしましたし、お寺が鐘を鳴らすのですがお寺によって基準が違ったりなど、割と適当な仕組みではあったようです。
しかしこの複雑怪奇な仕組みを、西洋から時計が入ってきたあとで、日本の技術者は高度な工業技術を惜しみなく注ぎ込んで和時計として完成させてしまうのです。なんというガラパゴス化!そうです、和時計こそ、日本におけるガラパゴス化の嚆矢であったと言っても過言ではありません。
当サイトでは、この和時計をソフトウェアで再現すると共に、関連する知識や文献の紹介などを行っております。
ごゆっくりとお楽しみください。
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